女性も海外起業!成功者の行動力に驚き!
女性の社会進出が当たり前になって、起業家と呼ばれる日本女性も多くなりましたよね。
テレビでも度々登場し、憧れの眼差しで見ている方も多いのでは?
しかし、日本ではビジネスはもちろん、何においてもが「男性が中心」と感じさせるケースは多いですよね。一部の企業では女性が役員になっているケースはあるものの、やはり男性が中心の企業が多い現実があります。
そんな中、日本女性が海外で起業するケースが増えているといいます。
グローバル社会の現代、日本の女性も世界に視野を広げれば、世界で活躍できる可能性はいくらでもあるのです。
そこで今回は、日本の女性がお手本にしてほしい、海外の女性起業家を5人ご紹介します。
1.お手本にしてほしい海外女性起業家5人!
女性が海外で起業するとなると、日本で起業するよりも難しそうに感じますよね。
しかし、それなりに現地調査などの手間や費用は必要になるものの、日本よりも女性が活躍できる場がたくさんあるのです。
ただし、男性にもいえますが、海外で起業すれば誰もが成功して活躍できるわけではありません。
成功の秘訣として、起業する国や地域のニーズや文化に合わせた起業アイデアをしっかり持ち、ターゲットを絞ったビジネスをしていくのが大切です。
起業アイデアについては、『海外で成功している起業アイデア4選!』の中で、女性でも参考になる4つの起業アイデアを紹介しているので、参考にご覧ください。
日本女性もお手本にしてほしい海外女性起業家5人!
そこで、日本人を含めて海外で成功している女性起業家を5人ご紹介します。
世界にはたくさんの女性起業家がいて、活躍していることを知っていただければと思います。
オリヴィア・ウルンバーグ(国籍:イギリス)
イギリス国内でグルテン、小麦、乳製品、生成砂糖などを使わないスウィーツを製造・販売している彼女。
ホームページはこちら、『Livia’s Kitchen(テクストリンク)』
プロの栄養士を目指して栄養学を学んでいる中で、オリヴィアさん自身が食品アレルギーに悩まされていることで、現在のスウィーツ販売ビジネスを始めたとのこと。
オリヴィアさんは小麦粉と乳製品アレルギーと診断され、スウィーツを食べるには小麦粉と乳製品を使わなければいいだけと、発想を転換。
そして、実際に作ったところ美味しい上に体調も良くなったことから、他に同じ悩みを持っている人達のためにビジネスとして起業する。
今では、イギリスの百貨店で購入でき、さらにホームポージ上でレシピも紹介され大人気となっているようです。
ベツレヘム・ティラファン(国籍:エチオピア)
母国エチオピアでは知らない人はいないという彼女。
世界第1位の経済成長率を記録しているエチオピアの中で、成長をリードする企業のひとつ、靴ブランド「ソールレベルズ(soleRebels)」の創業者。
元々は恵まれない環境で育ち、生活の知恵として、ただ捨ててしまうだけの古タイヤを家族とともに再利用し、手作りのビーチサンダルの販売をスタート。
そして、現在では直販店舗をアメリカやシンガポール、ギリシャなど世界10ヶ国以上に展開し、年間売り上げは日本円で200億円にも及び、今も成長しています。
成功した現在では、3人の子供を育てながら自国の環境整備などの社会貢献に力を入れているとのこと。
エミリー・ブルック(国籍:イギリス)
エミリーさんは、イギリス出身。
大学のプロダクトデザインの卒業課題として、エミリーさん自身が毎日乗っていた自転車の安全性を良くする製品を作りたいと、緑色のレーザー光で自転車の形を路面に映し出す自転車用ライト「ブレイズ(Blaze) レーザーライト」を開発。
そして、彼女は今注目のクラウドファンディングを利用して起業するための資金を集めたとのこと。銀行などから一切融資を受けることなく起業し、成功を収めているのです。
小田川さり(国籍:日本)
小田川さんが起業を考え始めたのは大学3年生の頃。
きっかけは自分が会社員をやるイメージが持てなかったことと、将来に不安を覚えたからだそうです。
そして、ゼミの先生に海外起業を考えていると相談すると「タイ」での事業を紹介され、実際に現地に足を運んでタイという国で可能性を感じたとのこと。
その後、シンガポールに会社を設立し、タイで人材派遣サービスをスタートさせます。
現在は会社経営だけでなく、和食レストランや化粧品ブランドの設立に乗り出すなど活躍の場を広げています。
オルガ・ヴィディシーヴァ(国籍:キリギス共和国)
17歳のときに中央アジアのキルギス共和国からアメリカのニューメキシコ州アラモスに移住。
起業のきっかけは、出張でパリに行きブティックを見て回っていた時のこと。
ある一軒の店舗で素敵な靴を見つけて買い求め、帰国後そのお店の靴をもっと欲しくなりインターネットで検索したら、お店のWebサイトがなく、結局靴は購入できなかったそうです。
その後、ハーバードのビジネススクールに進んだときに800軒以上のブティックで聞き取り調査を行った結果、大半はインターネットに苦手意識を持っていたとのこと。
そして、そのようなお店の力になりたいという思いで、2011年にニューヨークを拠点とするファッションECサイト「Shoptique」を立ち上げ大成功を収めています。
2.まとめ
今回は、世界の女性起業家を5人ご紹介しましたが、事業内容はともかく、起業するきっかけが参考になるのではないでしょうか?
自身の体験や困っていることを基に、発想を転換してビジネスに繋げています。
このように、起業するアイデアは結構身近な場所に潜んでいると感じますよね。
難しく考える前に、まずは身の回りで困っていること、あったら便利なものを考えると斬新な発想が浮かぶものです。
また、イギリスのエミリーさんのようにクラウドファンディングで起業している実例もあるので、銀行などから融資が受けられないからといって諦めずに色々な方法を模索していきましょう。